7⃣番外編

【一口馬主の話題】とことん楽しめる「おすすめクラブ3選+α!」

皆様こんにちは!突然ですが、競馬って勝ち負けだけでは語れないロマンがあったり馬券でお金が増えたり減ったり本当におもしろいですよね😃

私は、小学生のころから競馬場に通い、その傍らで競走馬育成シミュレーションゲームにのめり込み【血統・騎手・コース形態・番組構成・幅広い馬券の購入形態】などなど気づけば、競馬にズブズブに浸っていました😓

20代後半に一口馬主のことを書籍・雑誌で知ってから「いずれやってみたい」と思い続けて、2007年にシルクホースクラブで念願の一口馬主デビューをしました。それから計14クラブに加入し、それぞれの特色を感じてきました。

一口馬主って何なの?馬主とは違うの?儲かるの?馬券を買うより楽しいの?20を超えるクラブがありますけどどこがいいの?などなど

自分自身が一口馬主になる前のことを振り返り、経験してきたことを踏まえてまとめてみます💎




目次
  1. 結論、一口馬主のおすすめクラブはここ!
  2. 一口馬主とは
  3. 一口馬主の現実
  4. 一口馬主クラブの特色
  5. 【ご参考】出資馬収支一例(引退馬)

結論、一口馬主のおすすめクラブはここ!

2010年以降生産者リーディングを獲得している「ノーザンファーム」が生産する募集馬が大多数を占める「3クラブ」!!!

1⃣サンデーサラブレッドクラブ

活躍馬を見れば誰もが納得!重賞級の募集馬が揃う一口馬主界の絶対王者(40口募集・目安予算150万円以上※1

ポイント①:「抽選枠」を狙う

第1次募集は、募集馬全頭40口中まず10口を抽選で実施。そのあとに30口を過去4年の出資額が多い順で決定します。すなわち、個人馬主や著名人が多いクラブで実績では太刀打ちできない場合でも抽選はガチンコですのでチャンスあり💪

ポイント②:「入会金・月会費」の優遇

すでに社台サラブレッドクラブに加入・出資馬がいる上で、あらたにサンデーサラブレッドクラブへの募集馬に出資する場合は、入会金不要・年会費は半分になります。言い換えれば、どちらかのクラブに加入すれば、2クラブの募集馬の出資を検討しやすくなるということになりますので、1クラブでも2クラブでも月会費が同じという点は大きな魅力でしょう💪

第1次募集に参加したい新規会員には、特別入会制度がありますのでそちらも活用しましょう!

2⃣シルクホースクラブ

アーモンドアイが衝撃的な活躍!重賞級の募集馬が揃う実力値急上昇クラブ(500口募集・目安予算34万円以上※1

ポイント:「抽優制度」を活用

第1次募集において、出資申込馬の中から最優先で出資したい1頭を選ぶことができます。これは実績制はまったく関係ないガチンコ抽選です。ケタ違いの倍率になる馬もいますが、これで確実に出資できる馬もいることから活用次第では大きな武器になります💪

3⃣キャロットクラブ

クラブ出身種牡馬を見れば納得!重賞級の募集馬が揃う名門クラブ(400口募集・目安予算38万円以上※1

ポイント➀:「母馬出資者優先制度」を活用

出資馬が繁殖(Our Blood)になれば、産駒の半数が優先的に割り当てられるので出資できる可能性が大幅に拡大。出資していた母の産駒となれば、デキ以上に気持ちが入るでしょう🥺

ポイント➁:「最優先制度」を活用

第1次募集は、本制度を使って希望馬を狙い撃ち!落選しても翌年・翌々年の第1次募集での優遇あるので3年に一度は出資したい馬に出資できる可能性大…通称バツ

後述しますが、結局そこかよ!!と思われる皆様もいらっしゃるでしょう。すみません😌

上記3クラブをすすめたい理由

2010年以降生産者リーディングを獲得している「ノーザンファーム」が生産する募集馬が大多数を占めており「重賞馬」を毎年輩出しており夢がひろがる

メリット

◇特別・重賞勝ち馬への出資が叶いやすい

◇母体のノーザンファームの収益性が高く健全で重賞を狙える産駒の募集が見込める

デメリット

◇人気が高く出資したい馬を見つけても出資できない

◇新規加入を制限している(除くサンデーサラブレッドクラブ)

デメリットの解消策(案)

サンデーサラブレッドクラブ

会員向けの人気状況を見ながら現実的な募集馬に申し込む。後述する社台サラブレッドクラブの活躍馬が増えてきていることもあり分散傾向に向かうのではないかという期待感あり

シルクホースクラブ

2023年スタートの新サービス シルク・ファンクラブから出資を狙う

キャロットクラブ

今後、新規加入ができるかは不透明であるものの馬体重の軽い馬や管囲が細い馬などが一般募集に回る可能性はあると思っています。まず加入しないと始まらないので、そのあたりの情報が出たらすぐに飛びつく準備が必要です

上記3クラブは「出資額や母馬優先など実績を積み上げていくことで確実に出資できる可能性」どんどん高まることで再現性の高さがひとつの特徴です。短期的な目線ではなく「中長期的な目線でイチオシ」します!

ただ、そんな激戦をくぐるようなことをしないで気軽に一口馬主クラブライフを楽しみたいという方もいらっしゃるでしょう。追加でおすすめクラブを紹介します。

+α①:社台サラブレッドクラブ

スターズオンアース・ソールオリエンスをはじめ活躍馬馬数!重賞級の募集馬が揃う一口馬主界の象徴(40口募集・目安予算150万円以上※1

ポイント①:「抽選枠」を狙う

こちらはサンデーサラブレッドクラブの重複しますが、第1次募集は、募集馬全頭40口中まず10口を抽選で実施。そのあとに30口を過去4年の出資額が多い順で決定します。すなわち、個人馬主や著名人が多いクラブで実績では太刀打ちできない場合でも抽選はガチンコですのでチャンスあり💪

ポイント②:「入会金・月会費」の優遇

すでにサンデーサラブレッドクラブに加入・出資馬がいる上で、あらたに社台サラブレッドクラブへの募集馬に出資する場合は、入会金不要・年会費は半分になります。言い換えれば、どちらかのクラブに加入すれば、2クラブの募集馬の出資を検討しやすくなるということになりますので、1クラブでも2クラブでも月会費が同じという点は大きな魅力でしょう💪

第1次募集に参加したい新規会員には、特別入会制度がありますのでそちらも活用しましょう!

※1:目安予算は2,000万円の募集馬1頭が6歳まで走った場合の概算

+α②:ノルマンディーオーナーズクラブ

デアリングタクトが衝撃的な活躍!重賞級の募集馬も輩出できる高回収率クラブ(400口募集・目安21万円以上※1

ポイント➀:「募集価格・月会費」が安い

昨今の募集価格が2,000万円台以上が当たり前になってきた中で、募集馬ラインアップをみると1,000万円台がベース。3桁価格の馬までいるリーズナブルさが魅力です🥺

またほとんどのクラブの月会費が税抜3,000円レベルの中で1,000円は破格の領域。毎月お財布にやさしいのがありがたい🙏

加えて、より多くの方に出資いただけるよう複数口数で満口になるような募集馬は1口に制限した上で抽選するなど工夫された仕組みになっています😋

ポイント➁:「数多くレース」に出走

このクラブに間隔調整という概念はあまりない。掲示板に入るなど次走の出走権を得た馬はもちろんのこと負けてもあらゆるカテゴリーをみつけ中1-2週。場合によっては連闘など心配になるくらい走らせてくれます😲

ポイント③:「地方に転籍」してでも現役続行

よほどのことがない限り、このクラブにあきらめるという概念はない。中央未勝利期間終了後でも採算を考慮した上で地方に転籍することが多い。また中央で頭打ちになってきた場合でも地方に転出し、とことん走らせてくれます😲地方競馬のクラスや賞金体系などがわかることもできますので楽しいですよ😋

※1:目安予算は2,000万円の募集馬1頭が6歳まで走った場合の概算

上記のほかにも魅力的なクラブはたくさんあります。一口馬主について興味を持った皆様は以下の内容もご覧ください。どのクラブが正解・間違いということは絶対にありません。「予算・出資方法・イベントなどご自身のスタイルにあったクラブ」が見つかると幸いです🙇‍♂️

一口馬主とは

一口馬主とは、クラブに加入・競走馬に出資する「①馬主疑似体験“リアル競走馬育成シミュレーションゲーム”!「②収益を生み出す投資商品!だと思っています(正確には、金融商品です)

いわゆる馬主さんとは違い、馬主席やトレセンへの立ち入り、競走馬の買い付けなどはできません。また、厩舎・騎手・出走レース・引退の判断などは出資者が決めることではありません。

一口馬主馬主権利を持つクラブ法人が競走馬を所有し、これを複数の口数に分割して出資を募集するシステム
(法的には、金融庁監督に基づく金融商品の位置付け)
馬主個人などで競走馬を購入したい場合、必要書類を揃えて審査機関による厳格な審査に通り、馬主になる必要があります。
中央:「所得と資産の要件を満たす必要」がありハードルが高い!
地方:「所得の要件を満たす必要」があるが比較的ハードルが低い!

一口馬主になる方法をとても簡単に言いますと…

「A.募集クラブへ加入→B.募集馬に出資→C.出資馬が競走馬登録→D.支払・収入(レースの賞金などでお金が獲得)→E.出資馬が引退

あとは、B~Eを繰り返します。ちなみにクラブ加入のみはできません(最低1頭への出資が必須)。それでは、以下で細かく触れていきます。

1⃣一口馬主クラブ一覧(五十音順)

※平均募集価格・デビュー率・勝ち上がり率は「19年産=22年に3歳の競走馬」より算出

①インゼルサラブレッドクラブ(2021年開業)

募集口数50500口 
募集開始時期毎年9月
募集頭数19頭(2021年)
入会金・月会費11,000円・800~2,980円
平均募集馬価格4,000万円 ※20年産
主な重賞馬
(含む引退馬)

公式ホームページ:インゼルサラブレッドクラブ🔗

②ウインレーシングクラブ

募集口数400口
募集開始時期8月
募集頭数約30頭
入会金・月会費20,000円・2,000円
平均募集馬価格1,934万円(デビュー率97%・勝ち上がり率35%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
ウインマリリン・ウインカーネリアン・ウインキートス・ウインクリューガー・ウインバリアシオン・ウインブライト

公式ホームページ:ウインレーシングクラブ🔗

③キャロットクラブ

募集口数中央:400口・地方:100口 
募集開始時期9月
募集頭数約90頭
入会金・月会費22,000円・3,300円
平均募集馬価格3,434万円(デビュー率90%・勝ち上がり率47%)
主な重賞馬(含む引退馬)

エフフォーリア・レシステンシア・レイパパレ・カテドラル・ザダル・リスグラシュー・レイデオロ・エピファネイア・サートゥルナーリア・リアルインパクト・ステファノス・トゥザグローリー・クリソライト・ネオリアリズム・クリソベリル

公式ホームページ:キャロットクラブ🔗

④京都サラブレッドクラブ(旧ニューワールドレーシング)

募集口数500口
募集開始時期11月
募集頭数約15頭
入会金・月会費0円・0~5,000円
平均募集馬価格706万円(デビュー率100%・勝ち上がり率33%)
主な重賞馬
(含む引退馬)

公式ホームページ:京都サラブレッドクラブ🔗

⑤グリーンファーム愛馬会

募集口数中央:200口・地方:50口 
募集開始時期8月
募集頭数約20頭
入会金・月会費19,800円・3,300円
平均募集馬価格1,565万円(デビュー率83%・勝ち上がり率22%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
クィーンスプマンテ・マキシマムドパリ

公式ホームページ:グリーンファーム愛馬会🔗

⑥サラブレッドクラブライオン

募集口数4001,000口
募集開始時期10月
募集頭数約25頭
入会金・月会費21,000円・3,150円
平均募集馬価格2,939万円(デビュー率96%・勝ち上がり率56%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
ユニコーンライオン・ドリームパスポート・ドリームバレンチノ

公式ホームページ:サラブレッドクラブライオン🔗

⑦サンデーサラブレッドクラブ

募集口数40口
募集開始時期6月
募集頭数約90頭
入会金・月会費33,000円・3,300円
平均募集馬価格3,989万円(デビュー率96%・勝ち上がり率57%)
主な重賞馬(含む引退馬)

シャフリヤール・ソングライン・シュネルマイスター・ジオグリフ・ケイデンスコール・ジェンティルドンナ・オルフェーヴル・ブエナビスタ・クロノジェネシス・ヴァーミリアン・グランアレグリア・リアルスティール・ドリームジャーニー・ラッキーライラック・フィエールマン・ジェラルディーナ・スタニングローズ・リバティアイランド

公式ホームページ:サンデーサラブレッドクラブ🔗

⑧社台サラブレッドクラブ

募集口数40口
募集開始時期6月
募集頭数約90頭
入会金・月会費33,000円・3,300円
平均募集馬価格3,106万円(デビュー率98%・勝ち上がり率52%)
主な重賞馬(含む引退馬)

ステイフーリッシュ・スターズオンアース・ヴァンドギャルド・ギベオン・マジックキャッスル・ステイゴールド・タイムパラドックス・ハーツクライ・イスラボニータ・ネオユニヴァース・ローエングリン・ダンスインザムード・リミットレスビッド・バブルガムフェロー・ジェニュイン・シルヴァーソニック・ソールオリエンス

公式ホームページ:社台サラブレッドクラブ🔗

⑨シルクホースクラブ

募集口数500口
募集開始時期7月
募集頭数約85頭
入会金・月会費11,000円・3,300円
平均募集馬価格3,287万円(デビュー率98%・勝ち上がり率48%)
主な重賞馬(含む引退馬)

グローリーヴェイズ・オーソリティ・サリオス・ダイアトニック・ラウダシオン・ピクシーナイト・アーモンドアイ・インディチャンプ・ブラストワンピース・ラストインパクト・シルクフェイマス・シルクジャスティス・サラキア・シルクメビウス・シルクフォーチュン・モンドインテロ

公式ホームページ:シルクホースクラブ🔗

⑩G1サラブレッドクラブ

募集口数40口
募集開始時期6月
募集頭数約55頭
入会金・月会費33,000円・1,650円
平均募集馬価格2,621万円(デビュー率96%・勝ち上がり率36%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
セリフォス・ヴィクティファルス・ジュールポレール・ペルシアンナイト・ルヴァンスレーヴ

公式ホームページ:G1サラブレッドクラブ🔗

⑪大樹レーシングクラブ

募集口数400口
募集開始時期8月
募集頭数約10頭
入会金・月会費10,000円・2,750円
平均募集馬価格1,255万円(デビュー率100%・勝ち上がり率55%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
タイキシャトル・タイキブリザード

公式ホームページ:大樹レーシングクラブ🔗

⑫ターファイトクラブ

募集口数2001,000口
募集開始時期8月
募集頭数約20頭
入会金・月会費10,000円・3,300円
平均募集馬価格1,676万円(デビュー率95%・勝ち上がり率36%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
インカンテーション・サウンズオブハート

公式ホームページ:ターファイトクラブ🔗

⑬DMMバヌーシー

募集口数2,000口
募集開始時期毎年8月
募集頭数約15頭
入会金・月会費0円・ 825~3,300円
平均募集馬価格2,991万円(デビュー率100%・勝ち上がり率55%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
タイムトゥヘヴン・ラヴズオンリーユー

公式ホームページ:DMMバヌーシー🔗

⑭東京サラブレッドクラブ

募集口数400口
募集開始時期6月
募集頭数約40頭
入会金・月会費11,000円・3,080円
平均募集馬価格3,229万円(デビュー率98%・勝ち上がり率50%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
レッドガラン・レッドルゼル・レッドディザイア・レッドファルクス

公式ホームページ:東京サラブレッドクラブ🔗

⑮ノルマンディーオーナーズクラブ

募集口数40400口 ※主に400口
募集開始時期9月
募集頭数約50頭
入会金・月会費11,000円・1,100円
平均募集馬価格1,373万円(デビュー率96%・勝ち上がり率39%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
デアリングタクト・アナザトゥルース・ブラゾンドゥリス・ルールソヴァール

公式ホームページ:ノルマンディーオーナーズクラブ🔗

⑯広尾サラブレッド倶楽部

募集口数1,0003,000口 ※主に2,000口
募集開始時期6月
募集頭数約15頭
入会金・月会費0円・770~3,300円
平均募集馬価格1,944万円(デビュー率94%・勝ち上がり率25%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
バズラットレオン・パンサラッサ・ブリッツェン

公式ホームページ:広尾サラブレッド倶楽部🔗

⑰優駿ホースクラブ愛馬会

募集口数500口
募集開始時期12月
募集頭数約10頭
入会金・月会費10,000円・3,740円
平均募集馬価格1,491万円(デビュー率91%・勝ち上がり率9%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
エスポワールシチー・タップダンスシチー

公式ホームページ:優駿ホースクラブ愛馬会🔗

⑱ユニオンオーナーズクラブ

募集口数200口
募集開始時期6月
募集頭数約45頭
入会金・月会費22,000円・3,300円
平均募集馬価格1,549万円(勝デビュー率98%・ち上がり率26%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
ラプタス・レイハリア・エポカドーロ・サンビスタ

公式ホームページ:ユニオンオーナーズクラブ🔗

⑲ラフィアンターフマンクラブ

募集口数100口
募集開始時期7月
募集頭数約45頭
入会金・月会費20,000円・3,000円
平均募集馬価格1,707万円(デビュー率95%・勝ち上がり率42%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
マイネルファンロン・ユーバーレーベン・マイネルキッツ・マイネルブリッジ

公式ホームページ:ラフィアンターフマンクラブ🔗

⑳ロードサラブレッドオーナーズ

募集口数500口
募集開始時期11月
募集頭数約35頭
入会金・月会費11,000円・2,750円
平均募集馬価格2,639万円(デビュー率97%・勝ち上がり率39%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
ロードブレス・ロードカナロア・レディパステル

公式ホームページ:ロードサラブレッドオーナーズ🔗

㉑ローレルクラブ

募集口数200500口
募集開始時期9月
募集頭数約15頭
入会金・月会費11,000円・3,300円
平均募集馬価格1,382万円(デビュー率100%・勝ち上がり率36%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
カネツクロス・ローレルゲレイロ

公式ホームページ:ローレルクラブ🔗

㉒YGGオーナーズクラブ(旧ブルーインベスターズ)

募集口数1,000口
募集開始時期10月
募集頭数約10頭
入会金・月会費0円・3,300円
平均募集馬価格1,540万円(デビュー率92%・勝ち上がり率50%)
主な重賞馬
(含む引退馬)
ドライスタウト・ブルーコンコルド・ブルーショットガン

公式ホームページ:YGGオーナーズクラブ🔗

㉓ワラウカド

募集口数500口
募集開始時期9月
募集頭数約10頭
入会金・月会費11,000円・2,200円
平均募集馬価格3,060万円(デビュー率90%・勝ち上がり率10%)
主な重賞馬
(含む引退馬)

公式ホームページ:ワラウカド🔗

2⃣はじめ方(クラブ加入・出資)

以下の流れでクラブ加入と出資が可能です

集開始時期は、募集馬がデビューする1年前の6月~11月頃」です。各クラブのカタログ・ブログ・SNS・netkeiba.com・一口馬主DBなども参考に加入したいクラブを見つけます!
カタログ申込クラブ公式ホームページなどから申込(大半のクラブが無料
カタログ・動画チェック写真・動画・血統・厩舎・募集価格などをチェック
第1次募集
(先行募集)
人気クラブは、多くの募集馬が抽選必至
1.5次募集上記で出資が叶わなかった方向け(実施しないクラブもあり)
第2次募集
(通常募集)
「ここでも申込可能」で、上記で売切れにならなかった馬の募集
出資馬確定めでたく会員に!(必要書類やマイナンバーカード写し必要)
キャンセル募集会員退会などで発生した残口数に応じ不定期で実施

3⃣費用

主に以下の費用が必要となり、入会時に払えば終わりというわけにはいきません。

一口馬主は、出資馬の募集価格のほかにも、「入会から引退(退会)まで何かと費用」がかかります!
クラブ入会金10,000~30,000円程度(無料キャンペーン実施クラブあり)
競走馬出資金4,000~3,000,000円程度一括支払割引クラブあり
クラブ月会費1,000~4,000円程度
維持費ほか預託料・保険出資金(例、出資額の3%)など

4⃣会員サービス

各クラブには、会員サービスがあります

各クラブが切磋琢磨しており「多種多様で充実したサービスが用意」されているのも一口馬主の魅力のひとつです!
【サービスの一例】
入会時記念品贈呈(クオカードなど)※未実施クラブもあり
会報誌自宅に郵送(毎月・隔月)
写真出資馬のデビュー・優勝時など(販売もしくは贈呈)
記念撮影出資馬の優勝時に参加可能(先着or抽選)※通称 口取
出資馬G1優勝祝賀会参加してみたい…
生産牧場見学ツアー北海道を中心に募集馬を見たり、担当者に直接質問!
親睦パーティー関東・関西の有名ホテルが多い(毎年もしくは隔年)
競走馬命名選ばれれば、命名書や記念品を贈呈

一口馬主の現実

1⃣一口馬主は投資対象?儲かる?

現状、私は儲かっていませんが…出資している以上は“名馬に出資して儲ける幸せも体験したい”と思っています!

一口馬主は、募集馬の1-2歳での出会いに始まり6-7歳まで走る馬が当たり前のようにいます。すなわち、「長期的に親心を持ちながら馬の成長を見守る余裕がないと苦痛」でしかないでしょう。

出資を続けていくためには「お金が必要」ですので、もらえるお金にも触れます。まず、出資馬がレースに出走すると馬主には賞金や諸手当が支払われます。

馬券は3着以内が対象となりますが、馬主の場合【中央競馬では「1着~8着」の馬に「賞金や出走奨励金」が支払われます】賞金2億円(日本ダービー)の場合、8着でも1,200万円が支給されます。賞金の80%は馬主に入ります。

ちなみに、賞金ほか「出走手当(40万円相当)」が全額支給。一口馬主も賞金だけではなく奨励金や手当なども配当されます

出資者への配当は、賞金諸手当合計から「手数料・消費税・源泉徴収税などを控除」して、およそ60~70%の金額を口数に応じて出資者に分配金として支払われます。

一口馬主になると、「馬券だけでは味わえないさまざまな体験や醍醐味」があります。

例えば、生産牧場見学ツアーで決めた出資馬と優勝時の記念撮影(口取)に立ち会ったときは感動で涙が…など「体験や思い出はよくも悪くもずっと記憶・記録に残る」でしょう!

競馬好きが馬券の当り外れ以外で楽しい思いをして、さらに儲けることができたら本当に幸せですよね。なかなか儲かっていませんが私の出資かつ引退した競走馬の収支一例を最下段に記載」しておきますので参考にしてみてください🙄

2⃣一口馬主として覚悟しておきたいこと

まず、「出資馬はどうなるかわからない」「1勝することの大変さを痛感したり、1勝しても頭打ちで苦痛」になる場面が多々あります😥

一口馬主あるある

・リーズナブルな価格で重賞勝ち😍

・高額で評判の馬が未勝利引退🥶

・怪我をして能力を出し切れず引退😫

・デビューせずに引退🤮

収益目線で見ると「リーズナブルな馬と高額馬では求めるレベルが違う」のは当然です。比較的リーズナブルな馬であれば、1勝して条件戦で掲示板を繰り返してくれれば収支が合うこともあります。高額馬に出資した場合の収支を考えると重賞戦線で勝ち負けをするレベルでレースをする必要があります。

出資する場合は、「自分に見合ったスタイルをつくる!」といいですね。ちなみに私は、リーズナブルな馬・高額馬ともに出資していますが「リーズナブルかつ重賞で激走する理想的な募集馬を中心に探し続けよう!」と思っています。

一口馬主クラブの特色

1⃣募集馬の提供形態

各クラブ募集馬の提供形態はさまざまです。

クラブは大きく分けて「生産牧場系」「バイヤー系」「複合系」の3つに大別されます。

①生産牧場系

「競走馬の生産牧場が運営」するクラブ(牧場生産馬を中心に提供)

☆社台系グループ
クラブ名主生産牧場
社台サラブレッドクラブ社台ファーム
サンデーサラブレッドクラブノーザンファーム
G1サラブレッドクラブ追分ファーム
☆募集馬の大半が社台系(生産牧場所有せず)
クラブ名仕入・提供先
グリーンファーム愛馬会社台ファーム
キャロットクラブノーザンファーム
シルクホースクラブノーザンファーム

※上記のほかに「白老ファーム」があり上記6クラブを中心に生産馬を提供

☆独立牧場
クラブ名主生産牧場
大樹レーシングクラブビクトリーホースランチ
ノルマンディーオーナーズクラブ岡田スタッド
ロードサラブレッドクラブケイアイファーム
ワラウカドパカパカファーム
☆牧場集合体(多くの牧場がクラブに募集馬提供)
クラブ名生産牧場
ターファイトクラブ日高地区中心
ユニオンオーナーズクラブ↑↑↑
ローレルクラブ↑↑↑

②バイヤー系

☆セリ・牧場から募集馬を仕入れ(生産牧場なし)
クラブ名仕入・提供先
インゼルサラブレッドクラブクールモア+多種多様
京都サラブレッドクラブ多種多様
サラブレッドクラブライオン↑↑↑
DMMバヌーシー↑↑↑
東京サラブレッドクラブ↑↑↑
広尾サラブレッド倶楽部↑↑↑
YGGオーナーズクラブ↑↑↑
優駿ホースクラブ愛馬会↑↑↑

③複合系

☆「生産」・「バイヤー」を併せ持つ
クラブ名主生産牧場
ラフィアンターフマンクラブビッグレッドファーム
ウインレーシングクラブコスモビューファーム

2⃣募集口数

クラブは「小口から大口まで」実に幅広いです。

☆例えば、社台系で『2,400万円』の募集馬に一口出資…
クラブ名金額(54万円の差)
サンデーサラブレッドクラブ60万円40口
キャロットクラブ6万円400口

当然ですが、出資金額のほかにも「維持費や配当金も口数に準じます。」つまり、口出資:ローリスク・ローリターン」「大口出資:ハイリスク・ハイリターン」とう単純な話ですね🙄

小口クラブでも近年大活躍のアーモンドアイやデアリングタクトをはじめ「数万円が100万円超えの収入をあげているクラブ馬も存在」しますので夢は大きく持ちたいものです❗

馬券を買って楽しむ競馬・POGで楽しむ競馬もいいですが、一口馬主を通じて楽しむ競馬も楽しいですよ!!競馬漬けの日々になるかもしれませんが…😂一口馬主をはじめたい方の参考になれば嬉しいです🙏

【ご参考】出資馬収支一例(引退馬)

勝ち星を積み重ねていったとしても「コンスタントにレースに出走して賞金を稼がないと維持費がかさみ収益を逼迫」します。以下の例は、一頭に出資した場合一例で入会金や月会費も含んだ試算です。なかなか儲からないという現実がおわかりいただけるでしょう。

ここの欄に重賞勝ち馬の収支が記載できるよう頑張ります!

1⃣収支プラスの出資馬

①グランティエラ(400口募集)

クラブノルマンディーオーナーズクラブ
戦績20戦6勝(うち地方5戦3勝)
クラス3勝クラス(6歳時1月で引退)
A.募集価格8.8万円4口出資(総額880万円)
B.維持費①21.9万円(預託金・保険料ほか)
C.維持費②6.3万円(入会金・月会費)
(A+B+C)37万円
D.収益47.2万円(賞金・手当など)
収支(D-A+B+C)+10.2万円(=利益)

2⃣収支マイナスの出資馬

①タッチアコード(40口募集)

クラブサンデーサラブレッドクラブ
戦績11戦1勝
クラス1勝クラス(5歳時10月で引退)
A.募集価格35万円1口出資(総額1,400万円)
B.維持費①60万円(預託金・保険料ほか)
C.維持費②13.5万円(入会金・月会費)
(A+B+C)108.5万円
C.収益67万円(賞金・手当など)
収支(D-A+B+C)▲41.5万円(=損失)

②ペルスネージュ(400口募集・重賞馬スマートレイアーの全妹)

クラブキャロットクラブ
戦績3戦0勝
クラス未勝利(3歳時8月で引退)
A.募集価格17.5万円1口出資(総額7,000万円)
B.維持費①3.4万円(預託金・保険料ほか)
C.維持費②10.1万円(入会金・月会費)
(A+B+C)31万円
D.収益4万円(賞金・手当など)
収支(D-A+B+C)▲27万円(=損失

③セブンシーズ(500口募集・G1馬ディアドラの全妹

クラブシルクホースクラブ
戦績11戦0勝(うち地方3戦0勝)
クラス未勝利(3歳時11月で引退)
A.募集価格9万円1口出資(総額4,500万円)
B.維持費①2.9万円(預託金・保険料ほか)
C.維持費②10.6万円(入会金・月会費)
(A+B+C)22.5万円
D.収益4.4万円(賞金・手当など)
収支(D-A+B+C)▲18.1万円(=損失

④シュエットヌーベル(400口募集)

クラブノルマンディーオーナーズクラブ
戦績42戦4勝(うち地方2戦0勝)
クラス3勝クラス(7歳時1月で引退)
A.募集価格2.8万円1口出資(総額1,120万円)
B.維持費①7.8万円(預託金・保険料ほか)
C.維持費②8万円(入会金・月会費)
(A+B+C)18.6万円
D.収益17.2万円(賞金・手当など)
収支(D-A+B+C)▲1.4万円(=損失)

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️🙇‍♀️少しでも加入・出資のご参考になれば嬉しいです🤴👸

競馬・POG・一口馬主で“競走馬育成シミュレーションゲーム”をやっているときのような楽しい日々が続きますように🏇

【番外編】祝!ダビスタ30周年…これが私の一口馬主スタートのきっかけです!メリークリスマス🎄今年も残すところわずかになりました。有馬記念の検討は、すすんでおりますでしょうか???中央競馬も3日間を残すのみとなり...
お知らせ(ブログを移設します🙇‍♂️🙇‍♀️)

この度、ブログをAmeba(アメーバ)へ移設することにいたしました。

以下のリンクより新ブログにお越しください。引き続き、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。🙇‍♂️🙇‍♀️

Ameba(アメーバ)

歴代重賞勝ち出資馬(23年4月9日更新)

2019年産

プライルード(キャロットクラブ)

重賞勝ち鞍
①優駿スプリント(2022年・大井・S2)
②アフター5スター賞(2022年・大井・S3)

2018年産

カイカセンゲン(キャロットクラブ)

重賞勝ち鞍(戦績:15戦3勝)
①ロジータ記念(2021年・川崎・S1)

2013年産

ウインムート(ウインレーシングクラブ)

重賞勝ち鞍(戦績:33戦10勝)
①兵庫ゴールドトロフィー(2018年・園田・G3)
②さきたま杯(2019年・浦和・G2)